塩コージLOG

音楽というかギターのブログ

家にある身近なものだけでエレアコの弦アースを取る話

 どうも、お塩です(笑)

 

今回はエレアコの弦アースを取った話をします。

しかも、家にありそうなものだけで(笑)

 

そもそも弦アースとは?

弦アースってのはその名の通り弦でアースを取る方法で

エレキギターで弦を触るとノイズが減りますよね?あれのことです。

エレキギターはブリッジが金属製のものが殆どなので標準で弦アースが

取れているのですが、アコギ(エレアコ)の場合はブリッジが樹脂だったり

牛骨だったりして標準では弦アースが取れていないものが多いそうで

つまりは、エレアコの弦を触ってもエレキギターみたいにノイズは減らないのです

それを何とかエレキみたいに弦を触っただけでノイズ減るようにプチ改造しちゃおうってのが今回の目的。

 

 

今回使ったのは

・アルミホイル

・両面テープ

・配線(何でもいい使えなくなった充電器とかからはぎ取ったりしてもいい)

・はんだごて

・はんだ

・やる気、勇気←何気に重要(笑)

 

他のブロガーはアルミテープでやってる方も多かったのですが

アルミテープじゃなくてもアルミホイルに両面テープ貼ったのでもいいじゃん?って思って僕はそうしてみました。

あー、別にアルミテープわざわざ買わなくてもいいじゃんーくらいの気持ちで見てもらえたら。

やってることは基本的に一緒。

 

ちなみにエレアコでも

最近の(2019年現在)エレアコは初めから弦アースが取れてるものも増えているそうですが

我が家のエレアコ(Taylor Academy10e)も例外に漏れず弦アースが取れていません

 

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我が家のエレアコTaylor Academy10e

ジーーーっとずっとノイズが乗っていて

ジャックを触るとノイズがなくなるという状態でした。

今まではオーディオインターフェースやアンプにエレアコを繋ぐ手前にエフェクター等を挟んで、そのエフェクターを裸足で触ってたりしてました(笑)

 

さすがに、そろそろ何とかしたいなーと調べていたら弦アースという言葉をみつけたので早速やってみることに。

 

やり方は様々ですが、

要は電気的にジャックのGND(アース)と弦とを接地させたらいいのです。

 

僕が今回やってみたのは、アコギのボールエンドが当たる辺り(ボディの内側)にアルミホイルを貼って

そのアルミホイルとジャックとを電気的に繋ぐ(配線で)のです。

 

以下、 具体的なやり方

まずはアルミホイルを適当に切って両面テープを貼り貼り…

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アルミホイルに両面テープを貼ります

アルミホイルってギラギラしてる面とサラサラしてそうな面があるじゃないですか

僕は何となくギラギラしてる方を上にして使ってますが、今回の場合、どちらの面も電気的には導通するのでどっちでもいいのです(笑)

 

 

※余談ですが、アルミホイルでギラギラとそうでもない面が出来るのは製造の工程上、起きることのようで、アルミを薄く延ばす際に二つの膜を合わせて延ばすそうで

その影響でギラギラしてる方とさらっとしてる方が出来るみたいです。

参考レポート ・アルミ箔の裏表

 

 

余談はさておき。

このアルミホイルにジャックと導通させるように適当なケーブルを付けるのですが

これがなかなか悩みました(笑)

アルミホイルにはんだ付けというのは通常できません。

出来たとしてもたぶんすぐ剥がれちゃうと思います。

先人たちはアルミテープで同じようにやってるのに、どうやってるんだろう

と考えた結果。今回は配線の被膜を剥いてそのままテープでアルミホイルに貼るだけにしました(笑)

なんだか、生理的に受け付けない方法ではありますが、変な半田付けするぐらいならこっちの方がマシかーと、妥協。

たぶん、本来はアルミホイルじゃなくて銅板でやるべきでしょうし、ほかのブログを見ると銅板でやっている人もちらほら。

 

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アルミホイルを貼った

何はともあれ、貼ってみるべ。

と弦を外しサウンドホールから手を突っ込み手探りで何とかボールエンドが当たる辺りにアルミホイルを貼っていきます。

貼った後に撮った写真が↑の奴。なかなかの汚さ…(笑)

まぁ、しゃあない(笑)

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アルミホイルからの配線をジャックに繋ぐ(緑色の配線)

アカデミーのジャックはストラップピンと一体型のもので、そこのネジを外して

ジャックのGND側といいますか、アース側といいますか、外側といいますか(笑)の

熱収縮チューブをちょこっとカッターで切ってアルミホイルから伸びている配線を半田付けします。

チューブの一部を切って半田付けをしているので写真で見るとチューブの上から半田を付けているやばい人っぽくなってますが

大丈夫です(笑)、ちゃんとした導通するところにはんだ付けしてます。

 

 

あとは普通に弦張って、ジャック戻して終わりなんですが、一応

元に戻す前に6弦だけ実際に軽く貼ってアンプに繋いで弦を触るとノイズが減るかチェック

おぉ。。。ちゃんとノイズなくなる。。。!

とふんわりとした充足感の中、ジャックをネジで止め直して、弦を張って

おわり!!!

 

後は耐久性というか、テープ付けしたのが剥がれてこないかとかが不安ですが

現在、この作業をしてから2週間程ですが全く問題はないです。

まぁ、仮に剥がれても、また貼りなおせばいいだけですけどね。

今回は家にあるものだけで作業したので

このために買った材料費は0円でした

素晴らしい!(笑)

家にあるもので簡単にノイズが抑えられるかもですし

気に入らなければ剥がせばいいだけですので戻すのも簡単だと思います。

興味がある方はやってみてください。※責任は一切負いません。

 

ではでは。

 

 

追伸

この改造から数カ月

何度か弦を替えたり、外に持ち出して弾いたり、アコパラに出たり

アコパラの記事はこちら↓

していますが、全く問題ないですね。

むしろ、弦を触ればノイズがなくなるのでかなり快適になったかと思います。

アカデミーのPUってこんなにいい音なんだーって最近では気付くほど(笑)

気軽に出来ることなので、困っている人はやってみてもいいかもです。

 

質問等はコメントして頂ければお答えします(たぶんw)